日経225オプションの戦略一覧 — 今日の清算値段で損益を毎日計算
オプションは組み合わせ方で、方向・値動きの大きさ・時間の経過・IVの変化のどれに賭けるかを変えられます。 このページでは代表的な戦略を整理し、それぞれのページで 今日のJPXの清算値段で組んだ場合の受け渡し・最大損益・損益分岐点と、 過去のSQ間の値動きで数えた事実を毎営業日更新しています。
戦略の一覧
| 戦略 | 何に賭けるか | 損失 | 利益 |
|---|---|---|---|
| コール/プットスプレッド | 方向(上昇・下落) | 限定 | 限定 |
| プット/コールレシオ | 緩やかな方向 | 限定されない | 限定 |
| ストラドル/ストラングル | 動く・動かない | 買い:限定 / 売り:限定されない | 買い:限定されない / 売り:限定 |
| カラー/ゼロコストカラー | 先物の保有+下の保険 | 限定 | 限定 |
| アイアンコンドル | 動かない(範囲に収まる) | 限定 | 限定 |
| バタフライ | 特定の水準に着地 | 限定 | 限定 |
| カバードコール | 先物の保有+横ばい | 下落は限定されない | 限定 |
| カレンダースプレッド | 動かない+時間の差 | ほぼ支払い分 | 限定 |
| デルタヘッジ(ガンマトレード) | 値動きの大きさ | 買い:支払い分+ヘッジの費用 | 実際の値動き次第 |
4つの軸で考える
- 方向(デルタ) — 上がれば得か、下がれば得か。スプレッドやレシオはここを狙います
- 値動きの大きさ(ガンマ) — 大きく動けば得か、動かなければ得か。ストラドル・ストラングル、ガンマトレード
- 時間(セータ) — 買いは時間とともに価値が減り、売りは時間が味方になります
- IV(ベガ) — 組んだ後にIVが上がるか下がるか。日経VIと行使価格別のIVで確認できます
買いと売りは表裏です。オプションを売る側は、買う側が払った保険料を受け取る代わりに、 大きく動いたときの損失を引き受けます。損失が限定されない形があることを、各ページで必ず示しています。
各ページの「今日の例」の作り方
特定の行使価格を勧めないように、行使価格は決まったルール(現値に最も近い行使価格、現値から±5%など)で自動的に選んでいます。 使っているのは2026年11月限(残り42日)の清算値段です。清算値段は取引所が算出した理論上の値段で、実際の約定値段とはずれます。
オプションの基本的な仕組みは日経225オプションを始めるにはと用語集にまとめています。
始める前に
- 売りを含む戦略は証拠金が必要です。必要額は取引所の証拠金制度(VaR方式)で日々変わり、 相場が荒れると急に増えることがあります
- 清算値段は理論値です。実際には売値と買値の差(スプレッド)があり、 遠い行使価格ほど取引が少なく、思った値段で約定しないことがあります
- SQをまたぐと自動で清算されます。SQ値は寄り付きの値段から決まり、 前日の終値から大きく離れることがあります(幻のSQ)
- このページは仕組みとデータの説明で、特定の取引を勧めるものではありません。