米連邦準備制度理事会(FRB)の公式サイトから、FOMC関連リリース・講演・議会証言を自動収集しています。リンク先はすべて英語の原文(federalreserve.gov)です。文書の種類ごとの重みと読み方は、下の解説にまとめています。
いま掲載しているのは36件(金融政策リリース(FOMC声明・議事要旨など) 12件、理事・議長の講演 12件、議会証言 12件)で、2024年5月15日以降に公表されたものです。最も新しいのは10月1日の「Bowman, Modernizing Financial Regulation: Initial Observations from eSLR」(理事・議長の講演)です。各表は日付の新しい順で、リンクをクリックすると原文が開きます。
金融政策リリース(FOMC声明・議事要旨など)
理事・議長の講演
議会証言
| 日付 | タイトル(英語原文へのリンク) |
|---|---|
| 2026-07-14 | Warsh, Semiannual Monetary Policy Report to the Congress |
| 2026-06-03 | Bowman, Supervision and Regulation |
| 2026-03-25 | Guynn, Innovation |
| 2026-02-25 | Bowman, Supervision and Regulation |
| 2025-12-02 | Bowman, Supervision and Regulation |
| 2025-06-24 | Powell, Semiannual Monetary Policy Report to the Congress |
| 2025-04-09 | Bowman, Nomination hearing |
| 2025-02-11 | Powell, Semiannual Monetary Policy Report to the Congress |
| 1899-12-30 | Barr, Supervision and Regulation |
| 1899-12-30 | Powell, Semiannual Monetary Policy Report to the Congress |
| 2024-05-15 | Barr, Supervision and Regulation |
| 1899-12-30 | Regulation, Global Governance Bodies |
FRBが出す文書の種類と性格
同じ「FRB発」でも、文書によって重みがまったく違います。 ここを取り違えると、一人の理事の講演を委員会の決定のように受け取ってしまいます。
| 文書 | 誰の意思か | 出るタイミング | 何が分かるか |
|---|---|---|---|
| FOMC声明 | 委員会の決定 | 会合の最終日 | 政策金利と、今後の方向づけ。最も重い |
| 経済見通し(SEP) | 参加者の予測の分布 | 年4回、声明と同時 | いわゆるドットチャート。金利見通しの中央値 |
| 議長記者会見 | 議長の説明 | 声明の30分後 | 声明の言葉づかいの意図。質疑で本音が出る |
| 議事要旨 | 委員会の議論 | 会合の約3週間後 | 反対意見や、どこで割れたか |
| 講演 | 個人の見解 | 随時 | 委員個々の立ち位置。決定ではない |
| 議会証言 | 議長の公式説明 | 年2回ほか | 議員の質問に答える形なので、論点が広い |
声明は「前回との差分」を読む
FOMC声明は毎回ほぼ同じ構成で、変わった単語がそのままメッセージになります。 「緩やかに拡大している」が「拡大のペースが鈍化した」に変わる、 「追加の引き締めが適切と見込まれる」という一文が消える—— 市場が反応するのはこうした一語一句です。 全文を通して読むより、前回と並べて差分を探すほうが早く要点に届きます。
議事要旨は3週間遅れで出る
議事要旨の価値は「割れ方」が分かることです。 声明は全会一致の体裁に整えられますが、議事要旨には 「数名の参加者は」「何人かの参加者は」といった表現で意見の分布が書かれます。 この言い回しにはおおよその人数感の慣例があり、 少数派がどれだけいたかが次回の判断材料になります。 ただし会合から3週間経っているため、その間に出た経済指標で前提が変わっていることもあります。
講演を決定と混同しない
理事や地区連銀総裁の講演は個人の見解で、委員会の決定ではありません。 投票権を持たない地区連銀総裁の発言も多く含まれます。 それでも追う価値があるのは、複数の委員が同じ言い回しを使い始めたときに、 次の声明の方向が読めることがあるためです。一本の講演ではなく、並べて見るものです。
なぜ原文へのリンクなのか
このページが英語原文にリンクしているのは、政策文書は訳した時点で解釈が入るからです。 上に書いたとおり、FOMC声明は単語の差し替えがメッセージそのものです。 日本語の報道は要約や意訳を経ているため、どの語が変わったのかは原文でしか確認できません。 当サイトは収集と整理までを担当し、読むのは原文でという方針にしています。
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