米国の公式統計・市場データから、リスクイベントの兆候を機械的にチェックするページです。信号は出典に記載の閾値による自動判定で、当サイトの相場予想ではありません。
●13 ●3 ●0
●緑=平常 / ●黄=注意 / ●赤=警告
景気後退リスク
| 信号 | 指標 | 最新値 | 基準日 | 判定基準 |
|---|---|---|---|---|
| ● | Sahmルール | 0.00 | 2026-09-01 | 0.50以上で景気後退入りの経験則(公式) |
| ● | 新規失業保険申請(4週平均) | 200k | 2026-09-26 | 28万件超で注意、35万件超で警告(歴史的水準) |
| ● | イールドカーブ(10年-3ヶ月) | +1.09% | 2026-10-02 | 逆転(マイナス)は歴史的に景気後退の先行シグナル |
| ● | イールドカーブ(10年-2年) | +0.45% | 2026-10-02 | 同上 |
| ● | 景気後退確率(Chauvet-Piger) | 0.6% | 2026-08-01 | セントルイス連銀公表の平滑化確率。50%超で警告 |
| ● | NY連銀 12ヶ月先景気後退確率 | 13.9% | 2027-08 | イールドカーブ型モデル(NY連銀公式)。歴史的に30%超は強い警告 |
インフレ再燃リスク
| 信号 | 指標 | 最新値 | 基準日 | 判定基準 |
|---|---|---|---|---|
| ● | 期待インフレ率(10年BEI) | 2.36% | 2026-10-02 | 2.5%超で注意、3%超で警告(インフレ期待の脱錨) |
| ● | 期待インフレ率(5年先5年) | 2.35% | 2026-10-02 | Fedが重視する長期期待インフレの指標 |
| ● | 米CPI(前年比) | 3.7% | 2026-08 | 3%超で注意、4%超で警告 |
| ● | 米コアPCE(前年比) | 3.0% | 2026-08 | Fed目標2%。2.5%超で注意 |
| ● | 日本CPI(前年比) | -0.4% | 2021-06 | 日銀目標2%。2.5%超で注意(OECD系列・公表ラグあり) |
| ● | WTI原油(前年比) | $96 (+50%) | 2026-09-29 | 前年比+20%超で注意(エネルギー起点の再インフレ) |
金融ストレス
| 信号 | 指標 | 最新値 | 基準日 | 判定基準 |
|---|---|---|---|---|
| ● | シカゴ連銀 金融環境指数 | -0.55 | 2026-09-25 | 0超=歴史平均よりタイト(公式基準) |
| ● | セントルイス連銀 金融ストレス指数 | -0.81 | 2026-09-25 | 0超=平常よりストレス高(公式基準) |
| ● | ハイイールド債スプレッド | 3.24% | 2026-10-01 | 4%超で注意、6%超で警告(信用不安) |
| ● | VIX指数 | 16.4 | 2026-10-01 | 20超で注意、30超で警告 |
主要指標の推移(直近3年)
日米金利差とドル円
この表の考え方
景気後退やインフレの再燃は、ある日突然わかるものではありません。 いくつもの指標が少しずつ傾いていき、あとから振り返って「あれが転換点だった」と分かります。 このページはその傾きを、判断を挟まずに毎営業日そのまま並べることを目的にしています。
信号の色は各指標の出典や学術研究、市場で使われてきた目安にもとづく自動判定です。 当サイトが相場を予想して色を付けているわけではありません。 判定基準は表の右端に書いてあるので、納得できなければご自身の基準で読み替えてください。
3つに分けている理由
リスクの種類によって、効く指標も、効くまでの時間も違います。混ぜると読めなくなります。
- 景気後退リスク — 実体経済が縮むかどうか。雇用と金利の形に現れます。 動きは遅く、シグナルが出てから実際の後退までに1年以上かかることもあります
- インフレ再燃リスク — 物価が再び上がるかどうか。 期待インフレ率は市場が織り込んだ将来の物価で、実績のCPIより早く動きます
- 金融ストレス — 市場の資金繰りが詰まっていないか。 ここだけは数日で急変します。景気の話より先に相場に出ます
読むときの注意
1つの指標で判断しない。どの指標にも誤警報の歴史があります。 イールドカーブの逆転は景気後退の先行指標としてよく知られていますが、 逆転してから後退が始まるまでの期間は毎回ばらばらで、 逆転が解消したあとに後退入りした例もあります。単独では時期を決められません。
Sahmルールは後追いです。失業率の3か月平均が直近1年の最低から0.5ポイント上がったら、 というルールで、過去の景気後退をよく当ててきました。 ただし雇用統計は毎月しか出ず、改定もされます。気づいたときには始まっている種類の指標です。
期待インフレ率は市場の値です。10年BEIは物価連動債と普通国債の利回り差で、 実際の物価ではなく投資家が織り込んでいる物価です。 流動性が細ると実態以上に動くことがあります。
赤が出ていないことは安全を意味しません。 ここに並べているのは過去の危機で機能した指標です。 次の危機が別の経路で来れば、全部が緑のまま起きます。
なぜ米国の指標を並べているのか
日経225オプションのサイトで米国の統計を追っているのは、 日本株の値動きが米国の金利と景気に強く連動しているためです。 FOMCの政策金利見通しが動けば日経平均の先物が動き、 その日のうちにオプションのボラティリティに反映されます。 米国側の地合いを押さえておくと、 日本側の建玉やガンマで見えている需給が 「なぜそうなっているか」を考えやすくなります。
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