米国市場データ

COT基準日: 2026-09-29(毎週金曜更新) | CBOE基準日: 2026-10-02 | 最終更新: 2026-10-04 19:51 JST

日経225オプションのサイトで米国のデータを並べているのは、日本株の値動きが米国の金利と地合いに強く連動しているためです。米国の建玉やポジションの偏りは、翌日の日経平均の寄り付きと、その日のオプションのボラティリティに直接効いてきます。このページは、その米国側の材料を毎営業日まとめたものです。

CBOE 全体PCR
0.78
株式PCR
0.58
SPX PCR
1.15

COT 投機筋ネットポジション(週次)⭳ CSVダウンロード

CFTC建玉明細報告より。株価指数・通貨はレバレッジファンド、金・原油はマネージドマネーのネットポジション(買い−売り)。毎週火曜時点のデータが金曜に公表されます。灰色の線は各市場の価格(右軸)で、ポジションの偏りと値動きを見比べられます。

COT net positions
市場ネットポジション前週比
SOXL半導体(SOX)+3x26.5+6.52+3.456
TQQQNASDAQ100+3x39.4+2.90+2.282
SOXS半導体(SOX)-3x1.6-6.45+0.421
QLDNASDAQ100+2x15.5+1.96+0.304
SPXLS&P500+3x7.1+2.10+0.300
SQQQNASDAQ100-3x2.0-2.90+0.235
UPROS&P500+3x5.4+2.12+0.230
SSOS&P500+2x8.6+1.42+0.122
TNAラッセル2000+3x1.3+2.54+0.067
SPXUS&P500-3x0.4-2.02+0.034
SPXSS&P500-3x0.3-2.03+0.026
TZAラッセル2000-3x0.2-2.47+0.023
UDOWNYダウ+3x0.8+1.37+0.023
SDOWNYダウ-3x0.1-1.30+0.008

CBOE Put/Callレシオ(日次)

米国オプション市場全体の弱気/強気の偏り。1.0超はプット優勢です。

区分Put/Callレシオ
全体(Total)0.78
指数(Index)0.86
株式(Equity)0.58
SPX+SPXW1.15
VIX0.14

SPXオプション: 建玉の壁とガンマエクスポージャー(推定)⭳ CSVダウンロード

SPX終値
7,723
合計ガンマエクスポージャー($bn/1%)
+20.3
性質が変わる水準
7,850
SPX最短限月の出来高シェア
25% (10/5)

CBOE遅延データ(前営業日終値時点)より、45日以内の限月・現値±10%を集計。ガンマエクスポージャーは「ディーラーはコール買い・プット売り」という一般的な仮定に基づく推定値で、実際のディーラーポジションを示すものではありません。プラス圏=相場の変動を抑える力、マイナス圏=変動を増幅する力が働きやすいと解釈されます。

SPX OI walls and gamma exposure

レバレッジETFの規模と推定リバランス⭳ CSVダウンロード

推定リバランス額 合計($bn)
+7.53 (引けに買い(上昇を増幅))

レバレッジETF(TQQQ・SOXL等)は一定倍率を保つため、引けにかけて原資産を売買します。上昇日は買い・下落日は売りで、値動きを増幅する方向に働きます。この力の大きさは各ETFの純資産に比例するため、まず残高の規模を掲載しています。表には純資産と当日リターンから推定した引けのリバランス額も併記します(推定値)。オプションのヘッジとは別のメカニズムなので、単純に足し合わせることはできません。

LETF rebalancing flow history
ETF原資産レバレッジ純資産($bn)当日%推定フロー($bn)
SOXL半導体(SOX)+3x26.5+6.52+3.456
TQQQNASDAQ100+3x39.4+2.90+2.282
SOXS半導体(SOX)-3x1.6-6.45+0.421
QLDNASDAQ100+2x15.5+1.96+0.304
SPXLS&P500+3x7.1+2.10+0.300
SQQQNASDAQ100-3x2.0-2.90+0.235
UPROS&P500+3x5.4+2.12+0.230
SSOS&P500+2x8.6+1.42+0.122
TNAラッセル2000+3x1.3+2.54+0.067
SPXUS&P500-3x0.4-2.02+0.034
SPXSS&P500-3x0.3-2.03+0.026
TZAラッセル2000-3x0.2-2.47+0.023
UDOWNYダウ+3x0.8+1.37+0.023
SDOWNYダウ-3x0.1-1.30+0.008

4つのデータの性格の違い

同じ「米国の需給」でも、更新の速さも、示しているものも違います。混ぜて読むと誤ります。

データ示すもの更新遅れ
COT投機筋の建玉の偏り週次3営業日(火曜集計・金曜公表)
CBOE Put/Callレシオその日の売買の偏り毎営業日1営業日
SPXガンマヘッジ売買が働く向き毎営業日1営業日(遅延データ)
レバレッジETF引けの機械的な売買圧力毎営業日1営業日

COTの3営業日の遅れは軽くありません。相場が大きく動いた週は、 公表された時点で中身が変わっていることがあります。転換点を当てる道具ではなく、 偏りが極端まで積み上がっているかを確認する道具として使うほうが実際的です。

ガンマとレバレッジETFは足し算できません

どちらも「機械的に発生する売買」ですが、働く仕組みが別です。

時間帯も向きの決まり方も違うため、金額を合算して「合計でいくらの買い圧力」と読むことはできません。 当サイトが別の指標として並べているのはこのためです。

日本側と突き合わせる

米国のSPXでガンマがマイナス圏に入っている日は、 米国時間の値動きが増幅されやすく、その結果が翌朝の日経平均の寄り付きに乗ってきます。 日本側のガンマと向きが揃っているか、逆かを見ると、 日中の値動きの荒さを想定しやすくなります。

ただしどちらも推定値です。ディーラーの実際の持ち高は公表されていません。 前提の置き方はガンマエクスポージャーとはに書いています。

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