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SQはいつ? 10月SQは10月9日(金) — SQとは何か、SQ値は何時に決まるのか

SQ算出日は毎月第2金曜日(休業日なら前営業日に繰り上げ)、 SQ値が決まるのはその日の午前中——日経225の225銘柄すべてが寄り付いた時点です。 取引最終日はSQ算出日ではなくその前営業日なので、木曜までに手仕舞う必要があります。

次回SQ算出日: 2026年10月09日(金) — あと5日

マイナーSQ。取引最終日はその前営業日の 10月08日 です。

限月SQ算出日取引最終日区分
2026年10月限2026/10/09(金)10/08マイナー
2026年11月限2026/11/13(金)11/12マイナー
2026年12月限2026/12/11(金)12/10メジャー
2027年01月限2027/01/08(金)01/07マイナー
2027年02月限2027/02/12(金)02/10マイナー
2027年03月限2027/03/12(金)03/11メジャー
2027年04月限2027/04/09(金)04/08マイナー
2027年05月限2027/05/14(金)05/13マイナー
2027年06月限2027/06/11(金)06/10メジャー
2027年07月限2027/07/09(金)07/08マイナー
2027年08月限2027/08/13(金)08/12マイナー
2027年09月限2027/09/10(金)09/09メジャー

SQ値は何時に決まるのか

ここが混乱しやすいところで、「決まる時刻」と「JPXが公表する時刻」は別です。

いつ何が起きるか
前営業日(木曜)取引最終日。ここまでに決済しなければ、残った建玉は自動的に清算されます
当日 08:00〜09:00各銘柄の寄り前気配が出ます。「SQ気配」と呼ばれるのはこれをもとにした推定値で、確定値ではありません
当日 09:00〜225銘柄が順に寄り付きます。全部そろった時点でSQ値が確定します。多くの場合9時台ですが、寄り付かない銘柄があると遅れます
当日 15:45以降JPXが最終清算数値として公式に掲載します

つまり「SQ値は何時に分かるか」の答えは朝の9時台が目安で、 公式の掲載は夕方ということになります。 朝の時点で流れている数字は各社が独自に集計したもので、JPXの正式公表を待つ必要はありませんが、 最終確定はJPXの掲載をもって、という整理です。

公表時刻は JPXの最終清算数値ページに 「原則として15:45以降」と明記されています。

【実データ】SQ値は日経平均の始値ではありません

もっとも誤解されやすい点です。 SQ値は225銘柄それぞれの寄り付き価格から算出されます。 一方、日経平均株価の始値は9時00分時点で値が付いている銘柄で計算されるため、 まだ寄り付いていない銘柄があるとその分だけずれます。

当サイトでSQ値と同じ日の日経平均始値を突き合わせたところ、45か月分(2023-01〜2026-09)で次のようになりました。

メジャーSQでの平均は289円、マイナーSQでは226円。メジャーSQだからずれが大きい、というわけではありません。

中央値で見れば100円程度なので、たいていの月は近い値になります。 それでも1,000円を超えてずれた月があるということは、 「SQ値 ≒ 始値」と思って建玉を置いておくと、稀に大きく外すということです。

過去のSQ値(直近24か月)

JPXが公表している最終清算数値に、同じ日の日経平均始値を並べました。毎営業日更新しています。

限月算出日SQ値同日の日経平均始値差
2026年09月限(メジャー)2026-09-1163,039.4964,276.82-1,237
2026年08月限2026-08-1469,702.1368,811.17+891
2026年07月限2026-07-1069,171.5568,526.72+645
2026年06月限(メジャー)2026-06-1266,698.0465,176.23+1,522
2026年05月限2026-05-0862,628.6462,654.01-25
2026年04月限2026-04-1056,572.8956,265.77+307
2026年03月限(メジャー)2026-03-1352,909.4553,587.30-678
2026年02月限2026-02-1357,045.6557,197.33-152
2026年01月限2026-01-0951,525.2351,367.98+157
2025年12月限(メジャー)2025-12-1250,536.5450,480.23+56
2025年11月限2025-11-1450,323.6650,767.74-444
2025年10月限2025-10-1048,779.1448,510.72+268
2025年09月限(メジャー)2025-09-1245,016.2844,803.30+213
2025年08月限2025-08-0841,368.5841,283.70+85
2025年07月限2025-07-1140,004.6139,886.54+118
2025年06月限(メジャー)2025-06-1338,172.6738,130.25+42
2025年05月限2025-05-0937,572.1337,332.57+240
2025年04月限2025-04-1132,737.2933,951.25-1,214
2025年03月限(メジャー)2025-03-1436,483.7936,606.78-123
2025年02月限2025-02-1439,432.6439,419.25+13
2025年01月限2025-01-1039,343.1939,550.25-207
2024年12月限(メジャー)2024-12-1339,434.8539,624.05-189
2024年11月限2024-11-0839,901.3539,783.45+118
2024年10月限2024-10-1139,701.9339,636.87+65

2021年以降の全SQ値と、SQ値にその日の日経平均が届かなかった「幻のSQ」の判定は SQ値一覧にまとめています。

メジャーSQとマイナーSQ

ただし上で見たとおり、始値との乖離という点ではメジャーとマイナーに差はありませんでした。 「メジャーSQだから荒れる」は、少なくともこの指標では確認できません。

権利行使される・されないの境目

満期時点でイン・ザ・マネー(ITM)の買い建玉は権利行使され、差額が受け取れます。 コールなら次の計算です。

(SQ値 − 権利行使価格) × 枚数 × 1,000

プットは逆に(権利行使価格 − SQ値)です。 アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)のまま満期を迎えたオプションは、価値ゼロで消滅します。 SQ値が権利行使価格をわずかに上回るか下回るかで、損益が大きく変わる—— これがSQ前に売買が集中する理由のひとつです。

なぜSQ前に相場が動きやすいと言われるのか

断定はできませんが、次のような需給が重なりやすいことが背景として挙げられます。

ただし「SQ前は必ず荒れる」わけではありません。実際には静かに通過する月もあります。

【実データ】建玉はSQ直前まで「増える」

「SQが近づくと建玉は整理されて減っていく」と思われがちですが、実際は逆でした。 2026年8月限の建玉推移です。

3週間で24%増加しています。満期が近いオプションは価格が安く反応も鋭いため、 むしろ直前になるほど短期の売買が集まります。

建玉が実際に消えるのはSQを通過した瞬間です。 つまり「じわじわ減る」のではなく、直前まで積み上がり、一気に消滅する。 だからこそSQ前後で需給の景色が急に変わります。

【実データ】期近より期先のほうが建玉が多いことがある

2026年8月7日(8月SQの1週間前)時点の建玉合計です。

満期が遠い9月限のほうが約2万枚も多い状態でした。 メジャーSQである9月に、四半期単位のヘッジや長めのポジションが集まるためと考えられます。 期近だけ見ていると市場の関心を見誤るということです。

ミニオプションは毎週SQがある

見落とされがちですが、日経225ミニオプションには週次の満期(ウィークリー)があります。 第2金曜の月次SQに加えて、他の週の金曜にも満期が訪れます。 そのため、月次SQでない週でも満期に伴う需給は毎週発生しています。

ミニは取引単位がラージの1/10で個人が参加しやすく、 短期の値動きへの影響は無視できません。 当サイトではミニの建玉分布も別途掲載しています。

当サイトでの見方

トップページに次回SQまでの日数を表示しているほか、 行使価格別の建玉分布を毎営業日更新しています。 SQが近づくにつれて現値の周辺にどれだけ建玉が残っているか、 どの価格帯が厚いままなのかを追うと、満期に向けた地合いが掴みやすくなります。

あわせて見るもの

データを実際の取引に使うには

日経225オプション・先物の売買には、証券会社の総合口座に加えて 先物・オプション取引口座の開設が必要です(無料・ネット完結)。 建玉やPCRを見て「この水準で張ってみたい」と思ったときに、 口座がないと動けないため、先に用意しておくのが一般的です。

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